ゆうかり文庫(出版情報)
おてんば剣法ごめんあそばせ2 帰ってきた鬼娘
出版日2025年10月27日発行者二見書房 著者伊丹 完 (本名 飯島一次・高24期)
大名家の姫君に使える腰元・お光は15歳で剣術の免許皆伝となる腕前。おてんば剣法で事件解決に奔走する!新シリーズ第2弾。
伊丹 完 (本名 飯島一次・高24期)
1953年、大阪府生まれ。八尾高校卒業後、大阪芸術大学舞台芸術学科卒業。
映画マニアとして知られ、落語やミステリにも造詣の深い著者が満を持して、大江戸のエンターテインメントに初挑戦。ハリウッド映画を思わせる江戸の新しいヒーローの誕生であり、大いに期待されている。執筆の合間には映画祭審査員、江戸講座講師、寄席での対談をこなし、試写室めぐりをするなど多忙な日々を送る、今もっとも注目の作家。
リーダーよ、アホであれ: 一柳良雄の目指す「日本の未来」と"一流"の仕事術
出版日2025年07月08日発行者東洋経済新報社 著者片山 修(経済ジャーナリスト)
●伝説の元エリート官僚、ビジネスリーダーを育てる私塾を創る
一柳良雄(いちりゅうよしお)――10年以上続く土曜朝のBS番組のキャスターとしてご存じの方も多いだろう。東大から通産省、そしてハーバード・ケネディスクールへ。田中角栄、宮澤喜一という2人の巨星の大臣秘書を務めたキャリアは、まさに国家を動かすエリート官僚だった。だが彼は、ある出来事をきっかけに訓戒処分を受け、官僚の世界から退く。失意の底で彼が選んだのは、「天下り」ではなく、自分ひとりの力を頼りにキャリアを再構築する道。経済・産業政策や「官と民の関係」の知見を武器に、企業コンサルティングやベンチャー支援に身を投じる。そして2008年、「若者の可能性こそが日本を救う」との信念から、一流の経営者を育てる私塾――その名も「一流塾」を創設した。
●昭和のオヤジに令和の起業家が惹きつけられるワケ
一流塾の塾生はまさに多士済々、年齢もキャリアも多様な顔ぶれが並ぶ。大事故による会社存亡の危機を乗り越えたメーカー社長、シンガポールから毎月通う不動産仲介業社長、64歳でMBAを修得した医師起業家(大学医学部教授)、そして大手300社以上のSNS起点マーケティングを支援する20代の女性起業家。彼らは皆、一柳の人間力と“熱”に惹かれて塾に集ったのだ。さらに彼らに講義を行う講師陣もまた、錚々たるメンバーだ。故・安倍晋三、故・塩川正十郎、小池百合子、福川伸次、斉藤惇、木村皓一、三枝匡――。政界・財界の頂点に立つ面々が、塾生たちに全力で知恵と経験を授ける。なぜこの私塾にそれだけの力が集まるのか? その源は、一柳が身をもって示してきた「突破力」にある。原発立地交渉の現場で、相手の信頼を勝ち取るために“パンツを脱いだ”という衝撃のエピソードは、理屈や役職では動かない「人間の本気」がいかに現場を動かすかを教えてくれる。人とつながり、信頼を築き、物事を動かす。その極意が、本書には詰まっている。
●理屈・知性を超えて仕事と人を動かす「異色のビジネス書」誕生
一柳は語る。「アホなことをいうのもあり」と。知性だけでは人は動かない。理屈では人はついてこない。ときには型破りな行動、意外性、そして何よりも“志”の熱量が、人の心を動かすのだ。本書では、一柳の行動哲学、交渉術、ネットワーク構築力、そして“巻き込み力”の神髄が、彼の長年の友人・知人や、塾生、講師たちのリアルな証言とともに描かれる。そこから見えてくるのは、昭和の豪胆さと令和の柔軟さを融合させた、一柳の唯一無二の「生き様」だ。閉塞する社会の中で、「何かを変えたい」と願うすべての読者に向けた、強烈なエールであり、異色のリーダー論、行動のビジネス書だ。リーダーに、そしてすべての挑戦者に告ぐ――常識を超えろ。アホになれ。熱い志を持て。未来はそこから始まる。
片山 修(経済ジャーナリスト)
愛知県名古屋市生まれ。経済、経営など幅広いテーマを手掛けるジャーナリスト。鋭い着眼点と柔軟な発想力が持ち味。長年の取材経験に裏打ちされた企業論、組織論、人事論には定評がある。2001年から2011年までの10年間、学習院女子大学客員教授。
『時代は踊った――オンリー・イエスタディ ’80s』(文藝春秋)、『ソニーの法則』『トヨタの方式』(ともに小学館文庫)、『本田宗一郎と「昭和の男」たち』(文春新書)、『なぜザ・プレミアム・モルツはこんなに売れるのか?』(小学館)、『ふるさと革命 ――“消滅”に挑むリーダーたち』(潮出版社)、『技術屋の王国――ホンダの不思議力』『豊田章男』『山崎正和の遺言』(いずれも東洋経済新報社)、『パナソニック、「イノベーション量産」企業に進化する!』(PHP研究所)、『豊田章男の覚悟』『ソニー 最高の働き方』(ともに朝日新聞出版)など、著書は60冊を超える。中国語、韓国語への翻訳書多数。
将軍隠密役 江戸潜入捜査
出版日2025年05月12日発行者コスミック出版 著者伊丹 完 (本名 飯島一次・高24期)
「どんな人物にも成りきれる腕を見込んで隠密廻同心に取り立てたい」──小芝居の元役者、鯉川銀次郎の目の前に突如現れたのは、なんと南町奉行・遠山左衛門尉であった。まさに青天の霹靂である。なにしろ銀次郎は、弟分の京四郎と組んで人を騙し、稼ぎを得ていた小悪党であったが、遠山はそれを知りながら罰することなく、手下にしたいというのだ。
銀次郎は元々、役者として演技が器用で、二枚目から悪役、女形まで、どんな役でもこなせた。今日から直参御家人としてその得意技を活かせるのか──驚きを隠せない銀次郎であったが、この直後、さらに信じられない人物に御目見えすることになるのだった!
波乱万丈の若侍が、世を揺るがす密命を帯びて暗躍する気鋭の新シリーズ、いざ開幕!!
伊丹 完 (本名 飯島一次・高24期)
1953年、大阪府生まれ。八尾高校卒業後、大阪芸術大学舞台芸術学科卒業。
映画マニアとして知られ、落語やミステリにも造詣の深い著者が満を持して、大江戸のエンターテインメントに初挑戦。ハリウッド映画を思わせる江戸の新しいヒーローの誕生であり、大いに期待されている。執筆の合間には映画祭審査員、江戸講座講師、寄席での対談をこなし、試写室めぐりをするなど多忙な日々を送る、今もっとも注目の作家。
反骨の争議屋
出版日2023年12月05日発行者論創社 著者髙井 晃(高18期)
非正規労働者の組織化と「貧しい国」日本の再生 1979 年、32歳で「東京ユニオン」を創設した著者は、「ディーセント・ワーク」(労働の尊厳)のために、派遣労働問題に取り組み、全国ユニオンの結成によって社会的労働運動の道を拓いた。 アナルコ・サンディカリストと呼ばれ〈労働争議〉を勝ち抜いてきた男の闘いの記録!
髙井 晃(高18期)
1947(昭和22)年石川県生まれ。大阪府立八尾高校「サッカー部」卒業。
66年早稲田大学第一政経学部政治学科入学。69年東大安田講堂で逮捕、起訴される。早稲田大学中退し、東京北部で地域労働運動に参加。1979年北部統一労働組合、現在の東京ユニオン結成に参加、初代委員長に。93年コミュニティ・ユニオン全国ネットワーク事務局長、95年阪神・淡路大震災で被災労働者ユニオン設立に尽力。 91年、派遣労働ネットワーク設立に参加。現在まで理事を務める。
2002年「全国ユニオン」設立、初代事務局長。
2015年からシニアユニオン東京執行委員長。現在に至る。
酒と読書と山歩きをこよなく愛する。
令狗の功名 大江戸秘密指令 7
出版日2025年02月26日発行者二見書房 著者伊丹 完 (本名 飯島一次・高24期)
町場の長屋を根城に、チームで悪人たちの退治に邁進する姿を明るく描く、隠密たち十人の物語
銀八はその昔猿吉といったが、実は生まれも名も分からぬまま育ち、盗っ人の道に入るも親方が殺され、火盗改の狗に。が、幇間の銀八として隠密長屋を盗っ人長屋と思い探りを入れていたが見破られ、今度は勘兵衛たちの狗に。そして銀八はお座敷で町医者と薬種商の悪巧みを知る。二人とも、隠密お梅の父・御殿医の元弟子だった。二人の企みを阻止すべく隠密たちは…。
伊丹 完 (本名 飯島一次・高24期)
1953年、大阪府生まれ。八尾高校卒業後、大阪芸術大学舞台芸術学科卒業。
映画マニアとして知られ、落語やミステリにも造詣の深い著者が満を持して、大江戸のエンターテインメントに初挑戦。ハリウッド映画を思わせる江戸の新しいヒーローの誕生であり、大いに期待されている。執筆の合間には映画祭審査員、江戸講座講師、寄席での対談をこなし、試写室めぐりをするなど多忙な日々を送る、今もっとも注目の作家
